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テースティング・レポート

2013/11/09

ウィリアムズ・セリエム、イーストサイド・ロード・ネイバーズ2010
Williams Selyem, Eastside Road Neibors2010

【産地】米、カリフォルニア、ロシアン・リヴァー・ヴァレー
【生産者】ウィリアムズ・セリエム
【品種】 ピノ・ノワール


2010年はすでに飲み頃の最高の状態

2010年ヴィンテージというのは、ワインメーカーのボブ・カブナルの解説によると、 気候的には彼が携わってきた32年のワインメーカーとしてのキャリアの中で最も難しいヴィンテージとなった、ということだが、だが同時に、それぞれのテロワールをよく反映した味わいとなった、とも言っている。 長熟タイプの2005年と比べるとすでに飲み頃でもある。長期熟成もいいが、最高の状態になるまで待つのはつらいので、このぐらいでこの状態のワインが楽しめれば最高だと思う。

ちなみに2013年5月にワイナリーを訪問してきました。19年ぶりの訪問です。 19年前は、まさにガレージ・・・という感じでしたが、今もこじんまりとした小さなワイナリーです。 こちらが写真です
↓↓

生産量の80%をメーリングリストで捌いてしまうため、ワイナリーを訪問できる のもメーリングリストの購読者か業者のみで、その他の人は入れません。

私は19年前から一貫して購入しているので、 ワイナリーで珍しいものを飲ませてくれるのかどうかを期待したところで したが、果たせるかなシュナンブラン2011、スパークリング2008そして、 カベルネ・ソーヴィニョン2008を飲みました。やはり、珍しいものを飲む には、現地に行かないと駄目です。


で、その珍しいもの、の出来はどうか?といいますと、、、はっきり言って、、、 はっきり言えないぐらいのもの。カベルネ・ソーヴィニョンは遊びで造った ものらしいので、まあ、どうでもいいでしょう。スパークリングは、若すぎ。 シュナンブランは、まあいいのではないでしょうか。という程度でした。

以下、私のコメントです。
『ゴージャスバランス―95点。2012年と2013年に試飲。ベルガモット、ラズベリー、プラム、鉄、バニラ、クレームブリュレ、イランイラン、オリエンタルハーブの芳香が立つ。品の良いグルナッシュかシャートヌフの様。酸もタンニンもしっかりしていて、それは果実と非常にうまくバランスし中身の詰まった芯のある強いながらエレガントなボディとなっている。素晴らしく良い出来だ。長期熟成にも耐えうるし、若いうちでも非常に美味しい。草っぽさが果実に融合する時、セリエムの中でも、とてつもない素晴らしい出来。』

参考市販価格

19,000円

品質

★★★★★

バリュー

★☆☆☆☆



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