テースティング・レポート
2013/1/10
シャトー・モンブスケ 1998
Chateau Monbousquet
【産地】フランス、ボルドー、サン・テミリオン
【生産者】 シャトー・モンブースケ
【品種】 メルロー主体
興奮させられるグレート・ワイン
シャトー・モンブスケは、今やサン・テミリオンの新帝王と言われているようだが、それでもペトリュスに比べればぜんぜん影が薄い。所有者が変わって以降、そお評価 はうなぎのぼり。コンサルタントにミシェル・ロランを迎えて、凝縮した長熟のスタイルとなった。特に1998年以降の評価が高く、この1998年 もパーカー94点。パーカー好みなワインともいえる。
正月気分が抜けない中であけてしまった一本。
以下、私のテースティングコメントです。
『リッチ&ゴージャスバランス。1998年物を14年後に試飲。最近のビンテージは極めて硬いものだがそれはそれ。ロースト、完熟カシス、濡れレンガ、リキュール、ドライフラワーのボリュームあふれる香りとフレーバー、それを支えるしっかり酸、そしてソフトなタンニン、豊満さを持つアルコール。ようやくバランスするまで熟成できたもの。そしてまだまだ行けるスタイル。93点』