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テースティング・レポート
2012/8/13
ダイアトム・波紋・シャルドネ2011
Diatom, Hamon, Chardonnay 2011
【産地】アメリカ、カリフォルニア州サンタ・リタ・ヒルズ
【生産者】 ダイアトム
【品種】 シャルドネ100％
日本文化に影響をうけて造られたシャルドネ
このワインのラベルのインパクトは、確かに強い。一度見たら忘れられないかもしれない。ただ、そういうマーケティング狙いで造られたワインではないようで、造り手であるダイアトムは、カリフォルニアの有名ワインメーカーであるグレッグ・ブリュワーが、シャルドネのみのプロジェクトとして立ち上げたもの。コンセプトは樽を一切使わず、洗練・静寂・純真というコンセプトのもと、テロワールを表現するワインということらしい。人気漫画の「神の雫」に出たとかで、以来、かなり売れている。
５つほどキュベがあるが、中でもこの「波紋」がアルコール度数の最も高いパワフルな味わいだ。なにしろ、16.3％もある。 昨年ヴィンテージである2010年も試飲したが、昨年に比べると2011年は、まだアプローチしやすい。とはいえ、今飲むワインではないことは確か。１０年後のために仕込んでおきたいワインのひとつだ。
以下、テースティングコメントです。 『リッチフレッシュバランス。2011年ものを1年後に試飲。香りのボリューム感はしっかりのグレープフルーツと青草、青りんご、ハチミツ。リリースが早すぎる。多少時間はかかるが、リッチで十分なフレーバーが出てくる。ピュアでリッチなので非常にパワフルな印象を残す。93点』
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参考市販価格 |
6,000円程度 |
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品質 |
★★★★★ |
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バリュー |
★★★★☆ |
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