テースティング・レポート
2012/7/19
ルパート&ロッチルド、バロネス・ナディーヌ、シャルドネ 2009
Rupart & Rothchild, Baroness Nadine, Chardonnay 2009
【産地】南アフリカ、
【生産者】 アンソニー・ルパート&ベンジャミン・ロッチルド
【品種】 シャルドネ
南アのシャルドネはやはり素晴らしい・・・
このワインは、ラフィット一族であるベンジャミン・ロッチルドが、南アのアンソニー・ルパートとのジョイント・ベンチャーによって1986年から造るワイン。アンソニー・ルパートは、南アのユグノー(フランス系移民)。ベンジャミン・ロッチルドは、ラフィット御三家の一つ。
久々に飲んだが、もう少し価格が安ければ、ハウスワインにしたいところ。新世界のワインは、両極端で、売れ筋の1000円台はワインによって品質がまちまち、2000円から3000円台は、売りにくいのか、あまり見かけないが、この辺のクラスはかなりお買い得である。
以下、私の以前のテースティングコメントです。
『エレガントバランス。ほど良いボリューム感の香りには、パイナップル、バニラ、鉱物、レモン、マンゴが含まれる。口の中ではカラメルのフレーバーが加わる。透明感のある酒質はほどよく引き締まり、輪郭のある強めの酸がしっかりとした骨格を提供する。余韻も丁寧に少しづつ長くフェードアウトする。まるで出来の良いシャサーニュ・モンラッシェであって、洗練されたトータルなバランスゆえに、ブラインドでも全く南アなど思いつかない。素晴らしい。』
参考市販価格 |
3,000円程度 |
品質 |
★★★★★ |
バリュー |
★★★★★★ |
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