テースティング・レポート
2012/5/26
ドメーヌ・ドルーアン、「ロレーヌ」、ピノ・ノワール 2008
Domaine Drouhin, Laurene, Pinot Noir 2008
【産地】アメリカ、オレゴン、ウィラメット・ヴァレー、ダンディー・ヒルズ
【生産者】 ドメーヌ・ドルーアン
【品種】 ピノ・ノワール
ブルゴーニュのドルーアンがオレゴンで造る
ブルゴーニュのドルーアン・ファミリーがオレゴンで造る最高峰ピノ・ノワールのひとつ。
このキュベは、ドルーアンのワインメーカーであるヴェロニクの娘の名前を冠したキュベで1994年頃から造られている。 先日、1994年を飲んだが、素晴らしく美味しかった。熟成に十分に耐えるワイン(当然か)。
2008年ヴィンテージは、オレゴンの当たり年とされているせいか、果実感がしっかりとしていて上質のヴォーヌ・ロマネを彷彿とさせるワインであった。ブルゴーニュでは、どちらかと言うと白の造り手で、ピノ・ノワールはオレゴンの方が優れている、と言われるのも無理からぬことだ。
『エレガントバランス。グレートバランス。上質なヴォーヌ・ロマネを彷彿とさせる。香りよりも口の中で雄弁でラズベリー、芝刈りにかすかなチョコレートとバニラというフレーバーのバランスは上質。酸味はしっかりで、渋みもしっかり。しかし細やかなタンニンできめがこまやかでピュア。中程度のボディで熟成もできる優れたワイン。93点』
参考市販価格 |
7,000円程度 |
品質 |
★★★★★ |
バリュー |
★★★★☆ |