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テースティング・レポート

2011/11/20

クロード・デュガ、ブルゴーニュ　2002
Claude Dugat, Bourgogne 2002

【産地】　仏ブルゴーニュ、ＡＯＣブルゴーニュ
【生産者】　クロード・デュガ
【品種】　ピノ・ノワール

クラシックなブルゴーニュ！

寺田倉庫に預けっぱなしで、ほったらかされていたワインです・・・とはいえ、2002年ですが、まだまだいけます。

ＡＯＣブルゴーニュとはいえ、市場価格5600円ということですが、造り手が違えば、畑名ワインも買えるお値段、さすがデュガです。

『がっしりバランス。2002年ものを9年後に試飲。この年だけはあえて言わねばなら ないのは長期熟成であるということ。中程度の香りは、ラズベリー、刈草、鉄、濡 れた枯葉にかすかにあんこっぽいもの。口の中ではドライフラワーと濡れたおがく ずがフレーバーに加わりブルゴーニュの熟成に入りつつあるワインのフレーバー。 しかし酸味は強く、かつ渋みも収斂しタンニンの量感も多いのでまだまだと思わせ る。2日目は結構ドライ果実のボリューム感も増してグーというか非常にうまい。 3日目もうまい。やはりブルゴーニュは十分な熟成と酸化が必要。89点』

デュガという事で多少新樽が強いのかなあと思っていましたが全くそのような事は 全くなく、結構地味なブルゴーニュに仕上げていました。しかし個人的には地味な ブルゴーニュを熟成させたワインのほうが新樽こてこてよりは好きですが・・。ちなみにわた しはブルゴーニュに関しては、15年ぐらい古いワインだとうれしいなぁ、と思う 人間ですが、やっぱり、そこまで待てずに飲んで、「早まった」と後悔するタイプ です。