テースティング・レポート
2011/10/10
クロ・デ・パプ 2007
Clos des Pape 2007
【産地】 仏ローヌ地方、シャトー・ヌフ・デュパプ
【生産者】 クロ・デ・パプ
【品種】 グルナッシュ主体
相変わらずブルゴーニュのようなワイン。パーカーが高得点を出すのがわからない。
家族の病気がさほど心配しなくてもよさそうだとわかったので、ちょっとハイに なって開けてみました。購入はアメリカで。日本でこれほど高くなっているとは思いませんでした。
「薄いルビー色。香りは時間とともにボリューム感を増してくる。ラズベリー、 オレンジの花、オレンジの皮、オリエンタルハーブ、白コショウ、イチゴ、ク ランベリーの香りだ。酸味は強いし、酸のグラデーションがよく、ボディの輪 郭を提供する。何よりアルコール感が高いというのが口に含んだ瞬間にわかるほど。ヌフパプならではだが口当たりは甘く、そして包み込むので酸との対比 が浮かび上がる。果実感の量感は中程度、タンニンの量感もないため、普通に はアルコール感が突出していバランス感があると思われる。ただココは自分が ヌフパプ好きのためということで、このバランスは「あり」と思っている。ブ レンドは多分グルナッシュとムールヴェードルだと思われる。」
相変わらずブルのようなシャトーヌフでした。昔からこのワインがシャトーヌフ というがにわかに信じられないのですが、今回もそうでした。さらにわか らないのがパーカーがこのワインに対して高得点をつけるのがわからない。明ら かにパーカースタイルではないと思うのですがね。しかしグルナッシュベースのシャトーヌフには、魔性の魅力があると思っています。
参考市販価格 |
約15,000円 |
品質 |
★★★★★ |
バリュー |
★★☆☆☆ |