テースティング・レポート
2016/5/10
クロ・デ・ランブレ 2002
Clos des Lambrays 2002
【産地】フランス、ブルゴーニュ、クロ・デ・ランブレ(特級畑)
【生産者】ドメーヌ・デ・ランブレ
【品種】 ピノ・ノワール100%
陶酔の境地には、まだまだ時間がかかるものの美しい
ブルゴーニュの中でも、あまり知られていない?or人気がない?のが、モレ・サン・ドニ村です。そのせいか、結構コスパがよく、わたしは昔から好きな地域でもあります。このワインも6年ほど前に、価格が上がりそうだ・・・という時に数本買って寝かせてきました。というわけで、最初の1本をあけてみました。
クロ・デ・ランブレは、4つある特級畑の一つで一級から特級に格上げされた数少ない特級。モノポールかと思いきや、現在3人の所有者がいるものの、95%がドメーヌ・ド・ランブレが所有し、実際にそれ以外の生産者のものはみかけることはありません。
以下、わたしのコメントです。
エレガントバランス―93点。2002年ものを14年後に試飲。若いとミネラル、酸がしっかりだが、すでに柔らかい。ドライフラワー、ココア、クランベリー、森の下草、土、レンガ、そしてかすかなかつおだしやトウガラシの風味は非常に複雑で、ランブレイらしく、セクシーでかつ逞しい。2日目はフルーティさが増して非常にエレガントになる。熟すとより馥郁たるフレーバーをたたえるようになる。
ちなみに2007年に、2000年ヴィンテージを試飲しています。
『ミネラル、酸がしっかりボディ。ラズベリー、クランベリー、スミ、かつおだし、レンガの風味は非常にランブレイらしく、セクシーでかつ逞しい。素晴らしい。2000年を7年後に試飲。抜栓は早めに。2日目は非常にエレガントになる。熟すとよりフレーバーをたたえるようになる。』
また、2008年にはワイン学校で、98ヴィンテージも試飲しています。
『1998年物を9年後に試飲。ブルゴーニュの真骨頂を垣間見ることが出来るデキになっている。ウマミをたたえたその味わいは複雑でセクシー。ミント、ラズベリー、クランベリー、ドライフルーツ・ハーブの風味。テイスティングではなく、飲みたい!と思わせる。94点』
参考市販価格 |
約27,000円程度(現行価格) |
品質 |
★★★★★ |
バリュー |
★★☆☆☆ |
2006年がありました。現行ヴィンテージは2013年で27000円!!。
ショップ名:ノムリエ ザ・ネット
ドメーヌ・デ・ランブレイ クロ・デ・ランブレイ グラン・クリュ 2006 750ml 価格:26,892円 |
2011年が最安値ですかね。ヴィンテージはグレートとはされていない年ですが、比較的早く飲める(とはいっても10年ぐらいは寝かせたい)のでオススメです。
ショップ名:Donguriano Wine
クロ・デ・ランブレイ グラン・クリュ [2011] (ドメーヌ・デ・ランブレイ) Clos des Lambrays Grand Cru [2011] (Domaine Des Lambrays) 価格:23,043円 |