テースティング・レポート
2012/12/22
シャトー・オー・ブリオン 1986
Chateau Haut-Brion 1986
【産地】フランス、ボルドー、ペサック・レオニャン
【生産者】 シャトー・オー・ブリオン
【品種】 メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン
26年熟成も、まだまだ若い
クリスマス前に、ある人から飲ませてもらったワイン。レストランで8万円というのは、バリュー的には安いが・・・。 ボトルを持ち帰り、翌日の朝も飲んだが、一流ボルドーらしい締りのきいた味わいは、感動もの。翌朝のほうが美味かったかも。
オー・ブリオンは、もちろん、ボルドーの一級。しかし、他の4つと比べると、ペサック・レオニャンと離れており、また、生産量 も少ないので今一つ、知名度的には盛り上がらないが、優れたワインであることは間違いない。パーカーポイント94点。
以下、私のテースティングコメントです。
『グレートバランス。1986年物を26年目に試飲。パワーワインではない。
香のボリューム感は中程度で黒果実、ダスト、ハーブ、杉、わずかなこげ木など。
酸もタンニンもこなれて繊細になっているが、
さほど熟成した感じはない。時間をかけてじっくりと飲むべきワイン。93点』