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テースティング・レポート
2012/5/1
ピエール・カロ・クロ・ジャカン・ブリュット・グランクリュ
Pierre Callot, Clos Jacquin, Brut Grand Cru
【産地】フランス、シャンパーニュ
【生産者】 ピエール・カロ
【品種】 シャルドネ100％
レコルタンものの最高峰か？
ピエール・カロは、コート・デ・ブラン地区にある栽培家で、長らくボランジェにブドウを提供。現在も自社瓶詰め以外はすべてボランジェにブドウを売っているという。また、ボランジェがアヴィーズ村に所有する自社畑の栽培も任されている。
このワインは、アヴィーズ村の丘の頂にある真東に向いた0.07ヘクタールの単一畑[クロ・ジャカン]の、樹齢30年以上のシャルドネ100%をつかった、ピエール・カロのトップ・キュベである。
そんなことは知らずに飲んだが、がっしりとしたパワーバランスを感じさせる味わいは、王者の風格満点。以下、テースティング・コメントです。
『がっしりパワーバランス。望むらくは泡がもうちょっとあってほしい気はあるが、リッチでパワフル、そして濃厚な旨みの味わいを持つシャンパン。香りとフレーバーにはすりおろしリンゴ、酵母、そしてしっかりとした出汁の風味があり、ＮＶながらかなり熟成させてリリースされていることを物語る。余韻も長く複雑。食前ではなく、食事を通して飲める強力なシャンパンである。93点』
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参考市販価格 |
15,000円程度 |
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品質 |
★★★★★ |
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バリュー |
★★☆☆☆（高いからしかたないが・・・） |
