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テースティング・レポート

2011/04/15

ウイリアムズ・セリエム・ハインツ畑・シャルドネ 2001
Williams Selyem, Heintz, Chardonnay 2001

【産地】 米カリフォルニア州ロシアンリヴァー・ヴァレー
【生産者】 ウィリアムズ・セリエム
【品種】 シャルドネ100%

セリエムは白も旨い!

がおー。これは熟成した日本酒か!?!? ここまでとろとろ・・・んー、どろどろとしたワインにはめったにお目にかかる事 はない。日本酒だと山廃生原酒並みのエキスの厚み、ワインだとソーテルヌ×5倍 の厚みだ。2001年ものなので10年の熟成で、こんなモンスターになってしまったというべきか。味が、何といっても 山廃生原酒とディケムとヴィンサントのブレンドのようだ。

カラメル、紅茶、バニラ、青のり、黄桃、ダシ、梅酒の香りとフレーバーは複雑だ が、逝った感じは全くない。酸味は穏やかなフレッシュさももったままココまで複 雑に熟成してくるとはさすがにセリエムのシャルドネである。しかし・・・普通の 白ワインと思って飲むとちょっと違うので要注意。好き嫌いはある。

参考市販価格

約10,000円

品質

★★★★★

バリュー

★★★☆☆