テースティング・レポート
2006/09/15
コルトン・シャルルマーニュ、2002
【産地】 フランス、ブルゴーニュ、コルトン・シャルルマーニュ
【生産者】 オリヴィエ・ルフレーヴ
樽名人の造るコルトン・シャルルマーニュ
今週は、個人的にめでたいことがありましたので、ちょっとよさげなワインを開けてみました。オリヴィエ・ルフレーブのコルトン・シャルルマーニュです。他にも私(H)が担当するワイン学校の授業の最終日だったこともあり、他にもキスラー、ウィリアムズ・セリエムなど飲み、充実した一週間でありました。ウィリアム・セリエムは97のソノマ・コーストでしたが、ブランデーみたいに濃い感じでした。スタイリッシュなワイン、と評しておきましょう。さて、コルトン・シャルルマーニュですが・・・。
コルトン・シャルルマーニュはまったく、 ルフレーブらしくない内容。というのは「樽名人」らしからぬ、洋ナシや、かんきつ感を前面に打ち出し、得意のバニラやナッツをセカンドレイヤにおしこめたフレーバーとなっているから。フレーバー自身は強く、濃縮感と熟した酸味とはパーフェクトにバランスする。すぐなら果実感が前面にあるし、ちょっと熟すとカラメル感が前面に出てくるはず。繊細さがある一方でパワフル感はない。
参考市販価格 |
10,000円くらい |
品質 |
★★★★★ |
バリュー |
★★☆☆☆ |