|
|
||||
|
なかなか面白い実験をやる人がいますね。発酵中のワインに音楽を聴かせるとどうなるか・・・。 【要約】 『ワインと歌』というこの不思議なコンビネーションは、はっきりとした結論を出すにはまだ早いが、酵母はどうやら好きそうだという兆候が見える。ワインの表面に浮かんでいる酵母細胞が、空気による攻撃から一致団結して守ってくれるようなのだ。「シェリー表面にできる膜が、厚くなればなるほど、酸化が防げるわけなので、ワインにとってはいいのです」と研究チームのリーダーを務めるブドウ栽培学者のマリア・イザベル・エステヴェズ氏はコメント。だが、彼女は、データがまだ初期段階であり、結論付けるものではないことを強調した。 ヒトと細菌の遺伝子と音楽の関係は、ピアノ奏者でもあるマドリッドのレイモン・イ・カハル病院の細菌学者のオーロラ・サンチェス・スーザ氏の発想で、昨年研究を開始した。ド・レ・ミの音階を4つの主要DNAの2重ら旋構造に割り当てるという方法で音楽を遺伝子に組み込んでみたのだ。 サンチェス・ソーサ氏の研究成果に目を留めたシェリー界の大物ホセ・エステヴェズ氏はこれをワイン醸造に応用した。 朝9時から夜7時までゆったりしてリラックスするような音楽を2ヶ月間聴かせた。カスクの中では酵母が表面に浮きあがり、一体となってミルクのような白い層を作っている。するとほら!酵母は自分達のDNAに反応するかのように音楽に反応しているようではないか!何も聴かせない時には酵母はもっとばらばらに白い層を形成するのだという。この層がワインを酸化から守ってくれるわけで、音楽が酵母にいいという徴だとエステヴェズ氏は語った。 しかし、酵母が一箇所にかたまるのはリラックスしたせいではなく、敵に対して一致団結するせいなのかも?すると酵母の働きが弱まって、思ったようなワインにならない・・・とか?というシナリオもあります。でも面白いですよね。 |
||||
|
|
|
|||
|
新・新世界のワインはいろいろと出ていますが、ウルグアイとレバノンの話題です。まず、ウルグアイから。10月17日付けのGringoes.comというサイトからです。 【要約】 ニュージーランドがソーヴィニョン・ブランで一躍有名になったように、ウルグアイではタナを極めようとしている。タナは南米ではウルグアイでしか見かけないが、ここSaltoの気候と土地に良くマッチしてる。タナは長い熟成が必要で難しい品種だが、ボルドー品種とブレンドしたりしてより面白いワインが造れるのではないかとワインメーカーたちは考えている。 次はレバノンの話題。The Daily Star (Dailystar.com.lb)という中東のニュースサイトからです。 【要約】 「50年前にレバノンにはワインメーカーが2人しかいなかった。だが、今や15人にもなった」と語るのはUnion Vinicole du Liban(UVL)の会長、サージ・ホカール氏である。ホカール氏はレバノンの最初のワインフェスティバルであるvinifestでこう発言した。「レバノンのワインメーカーは600〜700万本を生産し、そのうち約200万本が輸出されている。金額にして2500万ドル、輸出が800万ドルである。1996年にはわずかに300万ドルだった」。 産地はレバノン東部のBekaa Valleyというところで、1975年から1990年まで続いた戦争中、フランス軍の拠点だったところである。この場所は、レバノン観光でははずせない場所であり、酒の神様であるバッカスのローマ寺院に行く途中なのである。 Chateau Ksaraの社長であるチャールズ・ゴスタイン氏は次のように言う。「Bekaaはすべてのいい条件が揃っているために素晴らしいワインができるのだ。つまり、大陸性気候と病原菌がほとんどいないために手入れが不要で、ほぼオーガニックなブドウができる。だが、一番重要なのは、一年のうち300日も太陽に恵まれるということだろう」。また、セールス・マネージャーのRamez Saliba氏は、「レバノンのワインは多くの国際的なアウォードを獲得している。2003年-2004年のシーズンではうちの製品の99%が何らかの賞を獲得した」。 Chateau
Ksaraでは、1857年にイエズス会の僧侶によって掘られた2キロにも及ぶ自然のカーブにワインを貯蔵している。生産量は250万本、そのうち90万本が輸出に回る。輸出先については、「世界中に輸出しているが、主としてレバノン人のコミュニティがあるところだ」という。海外のレバノン人は約1200万人で国内人口の約3倍にも達するマーケットである。 |
||||
|
ご意見、質問、要望、苦情は、hm@barriqueville.comまで。 |