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8月20日(金)にロバート・モンダヴィ・ワイナリーの経営に関する重要な発表がなされました。先週は、この話題がいたるところで取り上げられていました。8月24日のサンフランシスコゲートの記事を中心にしています。 【要約】 発表された計画では、現在のA株とB株を統合することで、一族のシェアを84.9%から39.5%へと大幅に縮小させるものとなる。手法としては、新しい会社をデラウェア州に作り、そこの株とそれぞれ交換する。A株は1株につき1つの投票権だが、B株は10の投票権をもち、モンダヴィ一族がそのほとんどを所有している。同時に、会社をラグジュアリー部門と15ドル以下のワインを扱うライフスタイル部門の2つに分けることも発表された。 「株式市場では、これがモンダヴィ帝国解体の第一歩となるのではないかとみている。10月29日に行われる株主の承認によるが、実現されれば、モンダヴィはより買収のターゲットとなりやすくなり、モンダヴィ・ファミリーは大衆ブランド株を整理して、プライベートカンパニーで高級ブランドを造ることに専念しようとしているのではないか」と、オレゴンのD.A.ダヴィッドソンのアナリスト、ティモシー・レイメイ氏は語った。 モンダヴィ家に近い筋によると、ロバート・モンダヴィと息子のティムは、90年代後半からこういった方向性を考えていたのだという。モンダヴィの株価は9.4%あがって40.69ドルという終値だったが、この日、一時43.54ドルをつけた場面もあった。モンダヴィ株は、市場環境が悪い中で7月から価格上昇を始めていたが、情報があきらかに漏れていたと思われる。 ニュース・リリースの中で、50ドルのナパ・バレー・カベルネと6ドルのワインのビジネス戦略は全く異なるものだと、CEOのグレッグ・エヴァンスは明言している。これは会社の売却を見据えたものではなく、会社の方向性としてベストな選択をするものであり、すべての株主の利益になるものだとしている。 UCデイヴィス校ビジネススクールのワイン研究ディレクターであるロバート・スミリー氏は、「モンダヴィは実際2つの会社だ。これは、ウッドブリッジを買収した1978年から始まっている。ウッドブリッジは社の85%の生産量を持つが、『Two Buck Chuck』や『Yellow Tail』といったブランドとの競争で厳しいマーケット状況にある。 モンダヴィ一族は、兄のマイケルと弟のティムの間での対立という、内部での摩擦を抱えてきた。 モンダヴィのスーパーマーケット用ブランドとプレミアムワインとの間で一線を画す考え方は創業者であるロバートとティムの考えであり、マイケルは、ブランド間での相乗効果を支持していた。 アナリストの分析・・・ありきたりですね。 うがった見方をすると・・・全く一族内部の理由からではないかと勘ぐってしまいます。モンダヴィ家内部の対立は「血」なのです。ロバートと弟のピーター(一族はクリュッグワイナリーを所有=もともとのモンダヴィ家のワイナリー)もそうでした。マイケルとティムはタイプが違い、事あるごとに対立してきました。今回の動きは、株式会社として、社会的道義に従う形で、人々に認められる手法で一族を2分し、キャッシュ化してマイケルとティムは完全に別々の道を歩くことを目指すのかもしれません。 これまで二人は同じ道を歩もうとしてさまざまなことを行いました。その代表的な一例は一時二人でCEOを行いましたが、上手くいかず、さらに対立を深めた。ゆえに、会社としての統一性を持たせるために、グレッグをCEOにしたとも言えます。 今回の件は、なんとか二人の関係を修復しなければならないと感じてきた父ロバートの最後の仕事・・・・ではないでしょうか。(H) |
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8月24日付けのブルーンバーグ.comからです。 要約: ダイナスティは、天津開発ホールディングスが大株主であるが、このたび香港株式市場に上場すると発表した。これによると天津開発の持ち株比率は62%から46.5%に下がるというが、それ以上の詳しいことはよくわからない。 ダイナスティは中国の3大ワイナリーの一つで、35のブランドを持ち、スーパーなどで売られている。カベルネは、40元(約4.83ドル)、シャルドネはその半額程度で販売されている。中国のワイン市場は、甘口でアルコール度数の高い国産ワインで占められているが、市場規模は約4億1000万ドル(2003年)と見積もられている。 中国でワインは、アルコール飲料の中で最も人気のない飲み物である。3300万人がビールを好み、1400万人がスピリッツを飲む。これに対しワインが好きだと答えたのは800万人である。これは、中日市場モニター会社であるシノモニター・インターナショナルの調査結果をうけて、今年6月にChina Dailyが発表した数字である。 中国が2001年からWTOに参加したことを契機に、ワインの関税が下がって輸入ワインも見られるようになっている。だが、それでも国内市場はトップ10%の企業がシェアの90%を占めており、チャンユ・グループ、ダイナスティ、ホアシァがトップ3である。ダイナスティは2200万ボトルを売り上げる。 香港では前場を終わったところで、天津開発の株価は2%上げ、2.6ドルとなっている。 要約終わり: ということでした。中国ワインの市場参入で、ワイン市場はますますグローバル化しています。この明らかなパラダイムシフトを、他の国の市場関係者はどうとらえるのでしょうか?10年前と今とを比較して、今後の10年間を考えねば失敗するでしょう。(H) |
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要約: ワイン製造過程でできるブドウの絞りかすは、ブドウの種、皮、茎などからなっていてポリフェノールが豊富である。フェノールは、ヒトの低密度のリポ蛋白を阻害することによって、心臓病や癌のリスクを軽減するものとして知られており、絞りかすは、すでにヴィネガーや糖蜜といった副産物生産に使われている。 今回、一般的な14種類のバクテリアに対するテストを行った。テストに使われたのは、トルコのブドウ品種であるKalecik karasとEmirであった。すべてのバクテリアに対して有効な反応を見せたが、その度合いは濃度やテスト方法、品種によって幅があった。 「抽出物は自然の保存剤として食品をバクテリアから守るという働きがある。人々は食品添加物として、合成添加物より天然のものを好む」と研究者のサディック博士が言う。 Society of Chemical
Industryのバイオテクノロジーグループのイウ・ワイ・チュー博士は、「世界はよりよい食品保存剤を求めている。あとは、これを入れるのに最も適した食品を探すことだ。最終製品の見栄えと味が消費者に受け入れられるものでなければならない」とコメントした。 殺菌作用に関しては、白ワインも知られています。天然物をいろいろな加工をしないでそのままで使っていただきたいです。(H) |
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