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Topics&Columns (2004年4月7日) |
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今週もちょっと遅れました。 最近のワインと健康の話題 今年に入って次のような話題がありました。
日付は、全てワインスペクテータ・オンラインに記載された日付です。最後のものは、関係が疑われていたものが、「関係なかった」というものです。ただし、3杯以上のワインを飲むと心房細動を起こす危険性は高まるという報告もなされています。心房細動は、一般的にはこれが原因で脳卒中を起こすこともありえると言われます。 で今回の報告は、これまで飲酒は心房細動に繋がるかもしれないといわれていたのですが、適度であればそうではないということがわかったというものです。この報告は3月15日付けのAmerican Journal of Cardiologyに掲載されたもののようです。 では2杯というのはどの程度かといいますと、どの文献でも明確でないので困るのですが、今回の調査では、1杯とは4から5オンス、ですのでほぼ120ccから150ccと定義づけしてます。一般的にアメリカでグラスワインのことを言う場合には、1ボトルは4杯分程度でサービスするということが多いです。従って、2杯といえば、ボトルの半分ということになります。日本では1ボトルは、5〜6杯というのが標準的です。だから2杯〜3杯程度が適度ということになりましょうか。しかし人種的な違いは考慮されていないので一概に全く同じとも言えないでしょうね。東洋人は概して西洋人に比較して酒に弱いですから。 健康のためにワインを飲み、かつ楽しく飲むのであれば、上質なワインをグラスで飲めるような環境か、あるいは高級なボトルが日数をかけて飲める環境が欲しいですね。健康を考えないで飲む人にとっては・・・私もかつてはそうだったのですが−この記事は読むだけ無駄でした。しかし飲みすぎにはご注意を。(H) 第2幕の開始、ブライアント対ターリーの裁判 本当に始まりました。第2幕。ブライアントが控訴しました。もともと、一審では全ての罪状についての判決が下りていなかったということもあります。 【要約】 「簡単には片付かないね。最後まで行ったら全く逆の結果になってると思いますね」と語るのはブライアント氏だ。彼は、裁判費用に100万ドル以上も使ったが「これは信条の問題なのだ」と述べ、金は問題ではないとする。 ブライアント攻撃の焦点は、2001年の仕込みに当たって、ターリーが意図を持ってブレッタノミセスという汚染酵母を入れたのではないかという疑惑と、新たなワイナリーの建設に当たって、ターリーは不要に巨大なタンクを購入したというところにある。 評論家のロバート・パーカーと新しいワインメーカーのフィリプ・メルカ(ターリーの退職の翌々日に採用された)の両氏が、2001年の中に、一定のブレッタノミセスが入っていたかもしれないということを証言したためである。 ターリー側の代理人のジェフ・テリー氏によれば、「メルカ氏は2003年9月に最初の証言をしたときには、ブレッタノミセスの量がコントロールできる量を超えているとしたが、その後にブレッタの量は少なくコントロールしている、と述べている」という。メルカ氏は、NZ出張中で真偽は不明である。ブライアント氏はこれに対しては「われわれはフィルターしたのですよ。そのあたりには十分に配慮しましたね」と述べている。 法廷記録によると、2001年のBFVカベルネには2002年のワインが少量加えられたことになっている。法的には他のヴィンテージのワインが5%未満であれば、ヴィンテージ表示をして良いことになっている。「もちろん5%をはるかに下回りますよ」とブライアント氏は認めている。 テリー氏によれば「ブライアントは、ヘレンが何か悪さをしたということを主張したかったようですが、それは彼自身のミスだということを証明できますよ。そのワインに何か問題があるのかどうかというのはまだわかりませんが、彼女が退職したときには問題はなかったのですから」 メルカ氏はまた、「購入したプレスは大きすぎた」と証言したが、ターリー側はこれに対しては「プレスといくつかの発酵タンクのサイズは、2007年とか2008年の生産量を考えた。計画上のフルの生産になれば、必要なサイズ」と述べた。これに対してブライアントは、異なった意見を持っている。実際、彼はプレスを入れ替えたのである。「ワインの生産量を考えると大きすぎましたよ。彼女が辞めてから直ぐに売却しましたが、10000とか15000ドル損しましたね。たった一度使ったためにね。彼らはね、間違いを犯したんですよ。」 4月1日づけナパ・ニューズからでした。(H) ソノマ・カトラー、エステート・グループに 4月1日をビジネスワイヤが報じたものです。 【要約】 「ヤングズ・マーケットはソノマ・カトラーが厳しい競争市場の中で、どこにフィットするかを理解しています。当然ワイナリー固有のブランドに力がありますが、消費者のニーズに的確に対応できることで更なる力を得ることが出来るようになります。エステート・グループはそういった可能性を提供できるのです。」とブラウン・フォアマンの西部ディヴィジョンVPのガス・バッゾ氏は述べます。 ソノマ・カトラーは、ブラウン・フォアマングループのワイン部門の宝石であり、ソノマのロシアン・リバー・バレーの独自の畑で栽培されたシャルドネのみを生産しています。13年間にわたるワイン&スピリッツ誌が行ったイ調査によると、ソノマ・カトラーはは「最も気に入られたシャルドネ」として、飲食店から評価を受けています。 ソノマ・カトラーといえば古くから日本にも入ってきてるワインです。そのスタイルは、いろいろと変化してきています。以前のオーキーなスタイルから最近はずいぶんと洗練されていますね。このトピックそのものはアメリカの話ですので日本に影響があるのかどうかさえもわかりませんが、景気の波の中でこのような話は結構あります。ヤングズ・マーケットという会社は、カリフォルニア大手のリカー物流会社です。ウルトラプレミアムからバルクまで扱い品目は様々。(H) とんでもないジャグワイン登場! ジャグワイン。流行ってきてますね。カスク・ワインとも言いますが・・・もともとはオーストラリアから出てきたものです。これまでは安かろう悪かろうで通っていた世界。コルクスクリュー以上に「プレミアムには困難」という見方をしてきています。ところがどっこい・・・という雰囲気になりつつありますね。明治屋でもやまやでも、いろんなところで扱っています。 【オーストラリア編】 ○ドライ白ブレンド
○ドライ白バラエタル
○ドライ赤ブレンド
○ドライ赤バラエタル
ワイン・ステートでは、この号のために104のカスク・ワインを試飲していて、上記がそれぞれのエリアでのトップ2種類づつです。ヴィンテージがついているものもあれば、入っていないワインもあります。生産者はおなじみの名前ばかりですね。価格は、全て30Aドル以下です。コメントもついていますが、「非常に飲める」「非常に印象的」「クラシック」と、うまく表現できていないような表現がついています。 【アメリカ編】 ○サンフランシスコ・クロニクル ○USAトゥデイ ○アトランタ・ジャーアンル・コンスティトゥーション ○グルメ・マガジン ラベルは、3人のカウボーイが馬に乗っている様子がシルエットで描かれています。昨年の12月には上の評論にあるようにジンファンデル(ロダイ)、今年の2月にカベルネ・ソーヴィニョン(ナパ)が発売されました。そしてヴィニタリでは、テトラパック入りのピノグリージョを発表するそうです。連絡を取ってみましたら日本進出にも興味あるとのことでした。 ジャグワインというのは、大手が効率というか固定費をこれで回収するために、底辺の一般消費者向けに販売する馬車馬ワインであったはずですが、「プレミアム・ジャグ」というカテゴリー・キラー的存在として、再登場しつつあるわけです。間違いないのは、やはり本物志向、バリュー志向はここにもきたということだと思います。(H)
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