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Topics&Columns(2003年12月10日)

 

世界で最もドンペリを飲む日本人

タイトルどおりの報道があったわけではありません。モエ・シャンドンのBenoit Gouez氏が台湾で語った事です。

要約:
ドン・ペリニョンは台湾の成人向け飲料市場で一段上を狙う。有名な僧侶の名にちなんだこの泡物は、その驚くほど高い値段にもかかわらず台湾人の嗜好を獲得しつつある。「この市場は重要なので投資します。わたしもこうやって良く来ていますよ」というのは、ワインメーカーのBenoit Gouez氏。

氏に寄れば、かつてはシャンパンといえばハリウッドの豪奢なイメージを彷彿とさせるものだったが、最近はそういった祝杯の場でなくても通常に受け入れられるものになった。市場は進化していて非常に可能性があるのだという。

また、ドンペリを最も飲む国民というのはフランス人でもアメリカ人でもなく日本人だという驚くべき情報も語った。「日本が最大、次がアメリカ、イギリス、イタリアそしてフランスです。は15年、20年前日本ではシャンパンのシェアはゼロでしたよ、それが今や一番です」と。

さらに料理と相性を考える時は甘み、酸味、苦味そして塩分のバランスを考えるとよいといいつつ、アジア料理はドンペリには完璧にマッチするのだという。「島国なのでシーフード、野菜などが豊富にありシャンパンとは上手くマッチしますよ。アジア料理はテクスチャーが十分で、重過ぎないていどにフレーバーとふくよかさのバランスが楽しめるのです」とのこと。
要約終わり:

12月5日付け台湾ニューズ・コムからでした。んー。「アジア料理」というのはここでは台湾料理ですよ。にわかにドンペリとあうとは信じがたいですね。といぅのは日本料理にドンペリがあうと言っている人々ですからね。ちょっと情報が不十分。この記事にけちをつける日本人がいるとは思っていないかも。(H)

ワイン・ドット・コム復活か?

これもにわかに信じがたい記事です。いくつかのソースでレポートがありました。会社がリリースしたのでしょう。

要約:
サン・フランシスコに本拠を持つワイン・ドット・コムは5百万ドルの増資と、3百万ドルの融資を受け、オークランドのAKAグルメ社を買収する。会長であるクリス・カイツとロハシ・ベンチャー・グループが出資する。融資は日本の銀行による。LVMHから転じたCEOのPeter Ekman氏は、の市場がよければ来年にはIPOが出来るようになるという。今年の売上は25百万ドルで第4四半期の利益が1.5百万ドルで、来年の売上は60百万ドルと目指す。成長率はこれまで30%という。IPOを行えば、さらにいくつかの会社の買収が出来るようになるかもしれないということだ。

ネットブーム時に、同社は世界最大のワイン小売になろうとしたが、数億ドルのキャッシュを広告に費やし、米国内の複雑な酒類流通を見誤って倒産した。Ekman氏は昨年CEOに就任し、ワインだけではなく、「ワイン・カントリー・ライフスタイル」をキャッチにしたギフトサービス、メディア、カタログ販売、オンラインストアなどを広くカバーするワン・ストップ・ショッピングを目指し業態変更に注力してきている。
要約終わり:

この会社、かつて1年間で2億ドルをぶっ飛ばしたんですよ。そしてeVineyardにブランドだけを20百万ドルで引き取ってもらった。基本的「に「規模の経済」が支配するというネットビジネスの正体を見破って、一気に拡大に走ったのでした。ですが州ごとに違うという酒類流通網のハンドリングが出来なかったわけです。今回は業態変更・拡大の中で資金投入をしたということです。それにしても日本の銀行が融資とはね。さて日本のワインネット販売はどうなりますか?「キャッチーなコメント+低価格」ではすでに差別化が難しくなっているような気がします。(H)

南アフリカで黒人ワイナリー誕生

BBCニュース12月4日からです。

要約:
南アでも由緒あるワイナリーの一つが黒人グループの手に落ちた。

Boschendalは、設立1685年にさかのぼり、323Mランド(約$52M)で売却された。ルクセンブルグに本拠地を置く会社が70%、残り30%が与党ANCの2人の元政治家が経営するKovacs Investments 608が取得する。

南アでは、アパルトヘイト後の経済を立て直すために非白人化を進めている。目標は、5年間のうちに、現在99%の白人が支配するワイン産業の10%から15%に高めるというものだ。

Boschendalの売却は、ワイナリーの白人支配社会に楔を打ち込む象徴的な出来事である、この会社は、イギリスの植民地支配者であったセシル・ロード家が所有していたこともあり、1969年にはダイアモンドカルテルのデ・ビアースに売却されたものだ。

要約終わり:

南アのワイン産業は、まだまだ植民地的かつ伝統的な色合いを強く残しているといいますから、なかなか面白い動きだと思います。最近、南アのニュースが多いですね。