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Topics&Columns(2003年10月6日)

KGBの秘薬

酒飲みにはちょっと気になる話題がありました。アメリカで密かな人気を集めているらしい二日酔いの特効薬があるそうです。9月23日付けのガーディアン・オンラインからです。

要約:
KGBが情報を入手するために、相手だけを酔いつぶれさせて、自分はしらふでいるように開発された薬がハリウッドのスターたちにインターネットを通じて売られている。

RU−21というこの薬はロシア製で、化学合成物質は一切使用していないとされている。ハリウッドの俳優たちは、パーティーで騒ぎすぎて目が赤くなったり頭痛がガンガンして、次の朝の映画撮影に支障がでないようにするために使っているという。

メーカーの説明によると、これはアルコールが体内でアセトアルデヒドに代わるのを助ける酵素を作るのを妨げる役目をするという。この薬を飲んでも酔っ払うことは酔っ払うのだが、二日酔いやDNAの破壊を遅らせることになるという。

じゃっかん面倒なのは、2杯の酒を飲む前または飲んでいる最中に2錠を飲まなくてはならないことだ。これは、トレンディな社交場ではなかなか難しいかもしれない。

KGBがこれを開発したのは第二次世界大戦直後のことだった。その薬の秘密が1999年に公開され、ロシアのAcademy of Sciencesの科学者によって市場に売り出された。メーカーとカリフォルニアのマーケティング会社によると、週に約10000ドルほど売られているという。

「ロシア人は世界で一番酒飲みだ」とこの薬をアメリカに売っているSpirit Sciences社のトップであるEmil Chiaberi氏は語った。「どうして彼らに薬が必要なのかわからないね。」

要約終わり:

インターネットで見てみたら、一箱9ドル程度(20錠)のというものですね。ということは20杯分ですから、さほど高くはないですが、本当に効くのでしょうかね。個人的には、最近飲みすぎるということはないので、必要はないのですが。

 

バローロ ミュージアム

イタリアのAgenzia Giornalistica Italiaというイタリアオンライン・サービスの9月25日付け記事からです。

要約:
バローロ・ワインは、ピエモンテ州に自分のミュージアムをもつことになる。プロジェクトはピエモンテ州の州知事、バローロ市長、国際的な建築家として知られるコンサルタントのコンフィーノ氏によってすすめられたものだ。「ミュージアムという構想は、この地方のワイン造りの伝統を示したいという気持ちから生まれたものだ」と知事は説明した。「この伝統を映像や記録、体験できるすばらしい設備とすることだ。バローロ地区の発展によって、ランゲを旅行先に選んでくれる旅行者がもっと増える事につながるだろう。」ミュージアムは、バローロのワイン生産者の作品などを紹介するほか、「それを支えてきた伝統的な建築と、過去と未来を結ぶ架け橋ともなるアヴァンギャルドな構造物をも含むだろう。」
要約終わり

ペンフォールズのリコルク・クリニック

リコルクというシステムは、皆さん、ご存知だと思いますが、ペンフォールズ社では定期的に世界中を回り、リコルクしています(なにしろ、世界で一番、高いオークションの値段がつくと言われるペンフォールズのグランジがありますから)。この度、アメリカで"Recrking clinics"と題して行われるという記事がでていました。リコルクするメリットは、社のワインメーカーにとってもテースティングできるいい機会なのですね。しかしせこい私としては、所有者とワインメーカーがテースティングしたらかなり減ってしまうと思うのですが・・・(でもオーナーがテースティングできるとは厳密には記事に書かれていません)。それもまたワインの成長というか、楽しみということなんでしょうね・・・。

要約:
オーストラリアのペンフォールズ社は、有名なリコルク・クリニックを北米で初めて行うと発表した。15年以上のペンフォールズ社の赤ワインを持っているオーナーは誰でも参加できる。

もし、ワインがいい状態だったなら、もう一度シールし、日付とサインを入れ、公式のスタンプを押す。もし、ワインが瓶の肩まで蒸発していた場合、ワインに新しいヴィンテージが補填される。グランジについては、1998年のヴィンテージが補填ワインである。

ペンフォールズの親会社であるサウスコープ社のスポークス・ウーマン、リズ・オコネル氏は、「すでに1950年代のとても希少なワインが参加する事になっています。来月にこのワインやそのほかのワインに出会える事をとても楽しみにしています。」

ペンフォールズ社のワインメーカーのトップであるピーター・ガーゴ氏がアメリカでのクリニックを取り仕切る。彼は、これは究極のアフター・サービスだと考えている。「1991年から社では50回のクリニックをオーストラリアおよびイギリスで行ってきた。そして約50000ボトルをあけたことになるが、この催しはペンフォールズ社の世界中にいる社の赤ワインファン対するコミットメントを表すものだ。」

ペンフォールズは、前回2001年11月にロンドンでクリニックを行ったが、そのとき、ワインメーカーのジョン・デュヴァル氏は、一番好きなワインは「1986年のグランジ」だと言った。

ニューヨークでは、10月24日に、シカゴでは10月29日にクリニックが開かれる。

要約終わり:

美食大学

デカンター・コム、10月1日付からです。楽しそうな大学ですが・・・。

要約:
アマチュアの美食家たちに朗報がある。2004年、10月1日より、University of Gastronomic Sciencesがイタリアで3年間のプログラムをスタートさせるのだ。定員は60人。カリキュラムは美食をあらゆる方面から分析する。例えば、「消費の社会学」「料理批判」「ビジネス・マーケティング」「ワインの地理学」「栽培学」「美食文学」といった講座がある。これらは英語とイタリア語で教授される。

大学のキャンパスはPollenzoとColornoの二箇所にわかれる。どちらも北イタリアにある。そして3年のコースの中では、一年に世界の3箇所に出向く。「直接経験したり見たりする以上のものはないからだ」と大学の学部のメンバーであるアリス・ウォーターズは言う。これらの場所はブルゴーニュ、リオハ、カリフォルニア、インドなど様々な場所が考えられている。

大学では学生たちに「高度なレベルの科学的かつ人文学的な教育」を身に付けさせる事を目的にしている。卒業生たちは国際的な飲食業界で活躍することを期待されている。

国際的な動きとなっているスロー・フードが大学を設立し、食文化に学問的な裏づけを与えるということを目的としている。「われわれの望みは、食の将来を支え、食と農業の新しい試みに理解と対応をおこなっていくことである」と創設者のカルロ・ペトリーニ氏がかたった。

学部教授の国際的なメンバーには、ヒュー・ジョンソン、やジャンシス・ロビンソンといった著名人も加わっている。

要約終わり: