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Topics&Columns(2003年7月7日)

 

アメリカの干しブドウ・ワイン

7月3日付けのModebee.comからです。

要約:
カリフォルニアで多く生産されている干しブドウの生産者は、干しブドウの新しい使い道が開拓されるのではないかと期待している。

古くて新しいこのアイディアは、テキサスのワインメーカーであるブルーノ氏が提案したものだ。「彼は祖父の残してくれた伝統的なシシリア流レシピに従って干しブドウのワインを生産して販売したいと考えている」と財務省は水曜日に発表した。

ブルーノ氏はすでに干しブドウのワインを生産しているのだが、現在の規制では、「基準外」ワインというラベル表示しかできない。これをもう少し聞こえのいい「デザートワイン」にしたい、ということなのだ。「これまで自宅で干しブドウのワインを生産するということはあったが、商業ベースではなかった」とカリフォルニア・レーズン・マーケティング・ボードの関係者はコメントした。

干しブドウがシャルドネのようなメインストリームワインになるとは誰も考えてはいないが、市場の行き詰まりを感じている干しブドウの生産者たちはこのアイディアを歓迎している。カリフォルニアでは279000エーカーの畑で、国内市場のほとんどを生産しているのだ。

財務省管轄下のアルコール・タバコに関する税金および通商局(最近改称した)が認定しているワインには「農産物ワイン」というジャンルがある。だがこれは、タンポポやはちみつから造られたワインなどを想定し、「健全に熟した果物」をつかったワインというイメージではない。

現在の規制は、米国産の農産物ワインを14%以下に限るという1954年の法案のままである。これは通常のワインの基準と同様なのだが、これを財務省では見直そうとしている。というのも皮肉なことに、外国から輸入する場合なら、14%以上でも「デザート・農産物ワイン」として売ることができる。国内産は「基準外」というラベル表示しかできない現在の法律を変える必要があると感じているようだ。

干しブドウワインがこういった状況なるのは今回が初めてではない。テキサス州では、1999年には、ドライ・フルーツからワインを造ることを禁じたそれまで法律が廃止された。そのとき廃止にサインしたのは、当時テキサス州知事だった現在のブッシュ大統領である。
要約終わり:

最後のオチが面白いトピックでした。(N)

 

入院患者に赤ワイン

7月2日付けのBBCニュース・オンラインからです。要約するほど長い内容ではないので、ご紹介すると、心臓病にいいといわれてきた赤ワインですが、イギリスのウィルシァー病院(Wiltshere hospital)では、実際に入院中の患者に1日グラス2杯の赤ワインを出し始めたということです。病室で赤ワインを飲んでいる写真と看護婦がワインを抜いている写真(銘柄はわかりません)が載っていますがやっぱり違和感がありますね(http://news.bbc.co.uk/2/hi/england/wiltshire/3039026.stm)。記事中の医師のコメントでは、「赤ワインは温かいアスピリン」だそうです。

ワォーってな感じの記事ですよね。もともと「酒は薬」だったわけで・・・アスピリンというよりも漢方療法って言ったほうが素直になれる?(N)

 

Decanterのワイン賞

7月2日付けのデカンター・コムに、Decanter World Wine Awardsを始めるという記事が載っていました。

デカンターの言い分では、これまで世界に例をみない方法でその選考がおこなわれ、最も重要かつ影響力のあるものになるだろうとしています。一番大きな相違点は、ワインはまず、地元産の同じカテゴリーのワインと争うというところ。これはテロワールの考え方を取り入れたものといえます。例えば、カリフォルニア・シャルドネはまず、同じカリフォルニア産のシャルドネ部門で一位となったワインが他国他地域のシャルドネと競うことができるわけです。

また、デカンターという雑誌の性格上、消費者は多彩であり、消費者に実践的なアドバイスを与えるという本来の目的から逸脱せぬよう、10ポンド以下と10ポンド以上の2つの価格帯を設定してその中で競います。

ジャッジのトップは、スティーブン・スパリエがおこないます。ジャッジの顔ぶれはJames Lawther MW, Stephan Brook, Rosemary George MW, Andrew Jefford, Michael Hill-Smith MWおよび数々のワイン・エキスパートを集めておこなわれる予定です。