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Topics&Columns(2003年2月3日)
カリフォルニアワイン講座開催
先日、ご案内したアカデミー・デュ・ヴァンでのカリフォルニアワイン講座ですが、日にちが変更になりました。4回シリーズで、第一回は2月18日です。4回すべてではなく、1回ごとの参加もできます。詳しくはhttp://www.adv.gr.jpまでお願いします。トップページの下の方に「東京校 特別企画」として案内がでています。
シャトー・マルゴーの売却
just-drink.comの1月27日からです。
要約:
資金難に陥っているイタリアのフィアットのオーナー、アグネリは、75%の持分を持つシャトー・マルゴーを売るかもしれない、と報道されている。インベストメント・バンクであるラザードが買い手を探すために指名されたという噂である。
シャトー・マルゴーは年間20万本を生産するシャトーである。
残り25%は、コリン・メンチェロプーロスが所有している。彼は、フランスの雑貨店チェーンのオーナーであったフェリックス・ポティンの遺産相続を受けた人物。売値はユーロ300Mから400M(約360億円から500億円)。
要約おわり:
バブルの時期なら、わが日本の大手企業が手をあげたかもしれませんが、さて、どうなるでしょう?
最新フィルターの威力は?
ヤフー・」ファイナンスが報じた、1月28日付けのプレス・リリースからです。
要約:
瓶内には、ワインをだめにしてしまう好ましくないバクテリアや酵母菌が存在します。デリケートな味わいや色合いに影響されずにこれらを取り除くことができるかということが、今も昔もフィルターとしての課題です。
Pall Corporationというニューヨーク株式市場に上場しているフィルター会社では、これを解決る新しい技術を開発した。Pall OenoPure(TM)というこのフィルターは、ワインの品質に悪影響を及ぼす有機物を除去し、ワインの色や味わいを変えずに、より長く店頭で売ることを課の打つにする。
OenoPureというフィルターは、ボトリングの前段階の最も大切なフィルターかけを担う。フィルターの中心部は、独自開発の不活性皮膜を使い、ワインとの接触を最小限にとどめることでそのフレーバーや色に影響を与えないという仕組みだ。これはとても重要なことで、とくに高級ワインではそれがいえよう。
「この新しいフィルター技術は、ワインの細菌学的な安定を確保するという意味でも画期的なことだ」とヴァイス・プレジデントであるウォルフガング・プラッツ氏はコメントしている。「われわれはこの新しい技術をもって、ワイナリーのニーズに応えられることをうれしく思う。」Pallは、フィルターの技術で、世界中のワイン醸造にかかわってきた会社だ。
Pallの独自開発したpolyethersulfoneを使ったフィルター皮膜は高品質なカートリッジに使われている。数々の賞に輝くこの技術は、効率的で構造的に強いフィルターとなった。フィルターは熱湯、スティーム、薬品を使って洗浄される。500回の洗浄にも耐え、非常に経済的なフィルターである。
Pallの他の製品群は、OenoClear(TM) 、OenoStar(TM) 、the OenoFlow(TM) といったものがある。
要約終わり
今までの製品とどこがそんなに違ってすごいのか、なんという有機物を除去してくれるのか、ということが記事を読むだけでは良く分かりませんでした。そんな経済性ばかり追求してどうする!という感じですが、その日の株価は反応していたようでした。
シンセティック・コルクの方が良く売れる?
1月27日付けのjust-drink.comからです。
要約:
アメリカのサンタ・クルーズにあるBonny
Doonでは、ステルヴァンというシンセティック・スクリューキャップを使い、2002年は前年の30%増の売上を記録した。
ワイナリーのスポークスマンは、成功のカギは、ビッグ・ハウス・レッド2001とビッグ・ハウス・ホワイト2001をリリースしたことにある、と語った。この2つは、ステルヴァンのスクリュー・キャップを使っており、その数は80000本。これは高級ワインではアメリカ最大の本数である。
会社は、今後二年で、すべてのワインをスクリューキャップに変えていくと語った。
ボニー・デューンのワインメーカーかつ終身社長であるランダル・グラム氏は、「かつて非常に絶対的な前提条件と思えたものが今日では無価値なものに変貌するというところが恐ろしいことなのだ。手ごろな価格のよい製品は、ステルヴァンを使うことでさらにマーケットに受け入れられるだろう」と語った。
ワイン業界の経済アナリストであるジョン・フレドリクソン氏は、「リスクをとることにより慎重な他のワイナリーは、この製品に金をつぎ込むことはむずかしいだろう。グラム氏は自分の主張の正しさを行動で示した。だが当然のことながら、ワインの品質がよかったということが売れた理由なのだ。」