Topics&Columns(2002年12月3日)

 

ドイツの収穫

ドイツでは9月までは非常にいい天気が続き、71年以来のグッド・ヴィンテージになりそうな気配でしたが、とうとう10月の終わりに雨が降り、その期待は露と消えてしまったようです。しかしほとんどのワイナリーでは事前にその一部を収穫していたので、そこそこのワインにはなるとのこと。

11月22日付、ワインスペクテーター・オンラインからでした。

注目のワイナリー

ロマネ・コンティのオーナーである、オーベール・ド・ヴィレーヌの奥さんがアメリカ人だということはご存知でしょうか?その奥さんのいとこのハイド氏は、カリフォルニアのカーネロスで過去20年間、ブドウ作りをしていて、有名ワイナリーにブドウを納入しています。そのブドウの出来のすばらしさにド・ヴィレーヌ氏は「自分のワイナリーを持った方がいい」と言い続けていたそうです。そして、ある時、「自分も協力する」と申し出たことをきっかけに、ハイド氏もようやくその気になり、1999年に両家はHdVというブランドを作りました。

しかし、DRCと比べれらることを避けるために、当初はピノ・ノワールを植えず、最初のヴィンテージである2000年は、シャルドネ1500ケースとメルロー(65%)とカベルネのブレンド750ケースを生産しています。ぶどうは1エーカーあたり1トンの生産量をあげるよう、厳格に管理されており、非常に高価なブドウです。しかしその割には価格は抑えられ、シャルドネ45ドル、赤65ドルという値段に設定されています。

以上、ナパ・ニュース11月21日を参考にしました。

オーガニックの功罪

要約:
イギリスの大手スーパーマーケット・チェーンであるTESCOでは、最近のオーガニックブームからカリフォルニアに持っているブドウ畑で、農薬を使わずに毒蜘蛛を使って虫を殺しています。その蜘蛛が生きた状態で果物の中からでてきた、という報告が数件ありました。

背中に赤いマークのはいっているこの蜘蛛は、カリフォルニアのブドウ畑に導入された蜘蛛で、TESCOのスポークスマンは、「蜘蛛は虫を殺してくれるのでブドウの見方なんです。不愉快をおかけしたことにお詫びするしかありません。今後はもっとチェックプロセスをしっかりさせます」と語りました。そしてまた、「蜘蛛が生きていたというのは、われわれが農薬を使っていない証拠です。農薬を使っていれば死んでいたでしょうから」とも言っています。

しかし、蜘蛛の専門家によると「もし、この毒蜘蛛をかじってでもいたら、死んでしまう可能性だってある危険なものだ」とコメントしています。
要約おわり

ウェブには写真が載っていますが、殺し屋という名にふさわしい、なかなか迫力のある毒蜘蛛です。イギリスのSUNオンラインからでした。 http://www.thesun.co.uk/article/0,,2-2002550314,00.html

 

ボジョレー・ヌーヴォーのランキング結果

デックファイブでは、21日にのボジョレー・ヌーヴォー解禁日から25日までの5間にアンケートに答えていただいた方々の集計をとりました。その結果です。

1 【生産者】マルセルラピエール 【ワイン】ヌーヴォー
2 【生産者】ジョルジュ・デュブッフ 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
3 【生産者】ジョルジュ・デュブッフ 【ワイン】ヌーヴォー
4 【生産者】アンリフェンシー 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
5 【生産者】ラブレ・ロワ 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
5 【生産者】ピエール・フェロー 【ワイン】ヌーヴォー
7 【生産者】ピエール・アンドレ 【ワイン】ヌーヴォー
8 【生産者】メゾン・ルイ・ジャド 【ワイン】ヴィラージュプリムール
9 【生産者】アルベール・ビショー 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
10 【生産者】シャトー・ド・シェナ 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
11 【生産者】ピエール・アンドレ 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
11 【生産者】シェルメット 【ワイン】ヌーヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ
13 【生産者】ルジェイ・ペロン 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
13 【生産者】ダルジャンヴァル 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
13 【生産者】シャトー・ド・ピゼイ 【ワイン】ヌーヴォー
16 【生産者】デュリディリー 【ワイン】ヌーヴォー
17 【生産者】ブシャール・エイネ 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
18 【生産者】シルヴァン・フェシー 【ワイン】ヌーヴォー
18 【生産者】バプティスト・ぺジョ 【ワイン】ヌーヴォー
20 【生産者】ジョエル・デュポン 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
20 【生産者】ピエール・フェロー 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
20 【生産者】メゾン・シャルドニエール 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
20 【生産者】トリシャール 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
24 【生産者】ジャン・フォワラール 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
24 【生産者】メゾン・シャルドニエール 【ワイン】ヌーヴォー
26 【生産者】シャトー・ド・マラドレ 【ワイン】ヴィラージュヌーヴォー
27 【生産者】アントナン・ロデ 【ワイン】ヌーヴォー
28 【生産者】コーディア 【ワイン】ヌーヴォー
28 【生産者】ジョベール 【ワイン】ヌーヴォー
30 【生産者】ブリュック 【ワイン】ヌーヴォー

知っている人知らない人、全ての方々に、飲まれたワインについて、余計な事は聞かずに「好き・普通・嫌い」の3段階で評価してもらいました。それぞれに、2点、1点、-2点とし集計しました。データを提供いただいた方は87名、全部を飲まれた物好きな方(あるいはこの筋の方でしょう)は6名でした。16位以下のワインについてはデータ数は15以下です。統計的なデータとして使えるかどうかは・・・お任せします。

さて上記の中で、最も「好き」が多かったワインは1位のマルセルラピエール、最も「普通」が多かったのは3位のデュブッフ、そして最も「嫌い」が多かったのは、ごめんなさい、20位のシャドニエールと30位のブリュックでした。その他「好き」がゼロだったワインは、24位のフォワラール、最も早く売り切れたワインは2位のデュブッフのヴィラージュでした。知名度が高かったということでしょう、思惑通りでした。

インポーターさんの名も出してしまおうかと思いましたが、危険なのでやめておきます。お問い合わせいただいた方にのみお答えいたします。しかしインポーターさんの数たるやすごいですね。

本当に今年のヌーヴォーは良かったですかね?はっきり言ってしぶくて苦いものが多かったです。無理した後がみられた。(H)

12月1日のワイン会

昨日は結局5名でワインを4本でのワイン会となりました。私自身ウィリアム・セルイェムのシャルドネをあけるのは初めてでした。最初は堅いワインでした。時間がたつと、さすがにクリーミーな内容になりました。マニエンは、周囲の方はお好きなようでした。派手さは全くなくて堅実なワイン、97というヴィンテージのせいだったでしょうか。周りが派手すぎたかも知れませんでしたが。熟成した感じは一切ありませんでした。それからウィリアム・セルイェムのアレン・ヴィンヤードは、繊細でかつボリューム感のある香りでした。この生産者のワインは、結構色は最初から茶がかってますが、これもそう。しかしもっともっと熟成するとうまかっただろうなあー。カレラのミルズは、殆どジンファンデルとも思しきピノ・ノワールで相変わらずのパワフルさ。私はミルズが最も好きでしたが。

皆それぞれにピノ・ノワールに対する思いはあるようでしたが、二名はマニエン、二名はセルイェム、私のみミルズが気に入ったワインだったようです。次回は、80年代カリフォルニアのカベルネをメインにやりたいと思います。