Topics&Columns(2001年8月27日)
2001年ベスト・セラー・イン・ザ・スカイ賞
2001年ビジネスウィーク誌のセラー・イン・ザ・スカイ賞、一位がタイ・エアー、二位がなんとノースウェスト、三位がエアー・ニュージーランドでした。
各エアラインから赤白二本づつが提出されたようですが、タイエアの1997年、ラブール・ロワ、シャブリ一級がトップに入りました。新世界のリースリング、ソーヴィニョン・ブランなども悪くは無かったとのことです。リフレッシュメントとしての位置付けが大きいからとのこと。赤では、デルタ航空の1995年スペーリ、アマロネがトップでした。
10日付ワインプロニュースならびに23日付けフィナンシャルタイムズからでした。(H)
ゲヴュルツトラミナー競技会
第3回ゲヴュルツトラミナーシンポジウムが、ブドウ発祥地といわれる南チロルのトラミンでの開催されました。
同時にコンテストが開催されたました。ドライワイン部門では、70提出されたワインの中から、アルト・アディージェのワインがアルザス、オーストリア、ドイツ勢を抑えて優勝しました。優勝したのはCantina Produttori of Cortaccia's 2000 Brenntalでした。
甘口ワイン部門でも79のワインの中からCantina Produttori 1999が選ばれました。
選出者はデア・ファインシュメッカー誌からのジャーナリスト、その他ジャーナリスト、ソムリエ、醸造家なのでしたので、ここでの優勝は極めて意味のあるものです。
8月9日付ワインプロニュースからでした。(H)
サシカイアのセカンド登場
これもワインプロ8月13日づけからです。
テヌータ・サン・ギドからサシカイアのセカンドが―セカンドとは発表されていないようですが、ジャーナリズムはそう考えているようです―誕生します。2000年ヴィンテージよりIGTトスカナ格付けで市場に出てきます。セパージュはカベルネ・ソーヴィニョン40%、メルロー40%、サンジョベーゼ20%とのこと。
ワインメーカーは、サシカイヤを誕生させたジアコーモ・タキス。初回リリースは3万本。(H)
豪州ワインリスト・オブ・ザ・イヤー
21日づけワインプロからです。
ヒュー・ジョンソンなどの審査員からなる委員会が選んだワインリスト・オブ・ザ・イヤー受賞者は下記でした。VIC:ヴィクトリア州、QLD:クイーンズランド、TAS:タスマニア、NSW:ニューサウスウェールズ州です。
最優秀
Circa, the Prince, VIC
ベスト・レストラン
Circa, the Prince, VIC
ベスト・クラブ・レストラン
Downs Club, QLD
ベスト・田舎レストラン
Franklin Manor, TAS
ベスト・小さなワインリスト
Balmain Eating House, NSW
ベスト・パブレストラン
Ozone Hotel, QLD
ベスト・カフェ
Grape Wine & Food Bar, QLD
トニー・ヒッチン賞
Celsius, NSW
この受賞者リストは、http://www.tucker.com.au/Latest_News/Wine_List_of_the_Year_2001/wine_list_of_the_year_2001.html にあります。他にも優秀なレストランが出ていますので、旅行される際の食事先リストに加えてみてはいかがでしょうか?ちなみにCirca、The Priceは、ワインスペクテーター最新号でもベストアウォード・オブ・エクセレンスでした。(H)
シャープシューターの季節がやって来た
シャープシューター(ガラス羽シャープシューター)はピアース病を媒介します。そのシャープシューターが卵を産む〜孵化するシーズンが目前にやってきました。
ソノマではこれから2ヶ月間、調査員の数も増やします。シャープシューター侵入の形跡を一つでも見逃すことは出来ないのです。ワイン業界にとって禁酒法以来と言われる危機をもたらすこの害虫、春先にブドウの苗と一緒に発見されて以来、今年に入って6の発見が報告されています。
今年は、ソノマ農政局は実物大の冷蔵庫用マグネットを造りました。これを出来るだけ多くの関係者に配り、どのような虫かを覚えてもらい、そして見つけたら直ちに通報してもらわねばなりません。
先週もフロリダ発の話を載せましたが、専門家によれば抗体を持つ木を育てるには10年から20年かかると見ていますので、対処療法的なやり方で対抗するしかないのです。確実に見つけ殺虫剤で仕留める。
先先週サンホセ地域では2100の殺虫スズメバチが放たれました。シャープシューターの卵を食ってしまうからです。効果の程はまだ未知数ですが、期待されています。
21日プレスデモクラットから要約でした。(H)
ソアヴェがDOCGに?
当然そんなはずはありません。7月14日にソアヴェ・スペリオーレDOCGという格付けを設けることになりました。実はソアヴェというのは栽培面積、栽培者数からみて最大のDOCですが、それゆえに様々な生産者がいて、ピンからキリのワインが生産されています。最も良いワインはやはり乾燥ブドウからのワインですが・・・
どうもこのDOCGはソアヴェの生産者の対して歩留まりを減らして品質の高いワインを造らせようということを目的としているようです。品質が良いからDOCGにするわけではないところが、これまでの格付けの歴史と違うところですが、まず目標を決めたということで意味があるのでしょう。
その目標値とは、DOCでは100ヘクトリッル/ヘクタールのところを70にしましょうというものです。この70という数字は実はフランスの平均歩留まり(Oxford Wine Companionより)であって、特別品質がよいワインの数値ではありません。またしてもいい加減なことをしようとしているイタリアワイン官僚です。
アンセルミなどは昨年DOCをつけるのをやめて、IGTということで(IGTということはつまり、生産地だけを名乗っているだけなのですが)販売することにしました。格上のDOCを捨てて格下のIGTを名乗るのは品質を求める生産者としてはイタリアでは常識ですが、そのアンセルミは、「70ぐらいではダメ」といっています。彼自身は40程度を目指しているようです。彼が造るワインにはDOCGよりさらに格上の名前を考えなければならない。
一方で同誌にはソアヴェDOCの全体の80%を生産している協同組合の連中は「DOCGでイメージが上がるとすればそれは良いこと。一方でDOCの歩留まりを下げてもいいではないか」と言っているようです。
上記の中での引用は22日スペクテーターオンラインからでした。ソアヴェDOCは「水のごときソアヴェ」と化していくのでしょうかネ。しかし品質を何だと思っているのだろうか。なんとも思っていないのでしょう。いっそのことイタリアワインは全てフランスAOCの中で格付けしたらどうでしょう?(H)
IQ問題
何の事だ?と思うのが当たり前なのですが、ワインだけ飲む人とビールだけ飲む人のIQを比較してみたという話です。前者平均は113.2、後者平均は95.2だそうです。コペンハーゲン市立心臓研究所の発表です。1973年からデータ収集を始めたとのこと。
実はIQというのは副産物で、アルコールが精神状態、行動などの人体の機能にどう影響を調査した研究内容です。その中でワインだけ飲む人とビールだけ飲む人との比較があり、全ての結果を見てもワインのほうがビールを上回ったということのようです。精神的に安定し、心身症に陥ることも無く、暴力的になることもないという結果だったというものです。
22日付ボストン・グローブからでした。生活状況などとの関連性についての情報はあるかどうか不明です。このウェブの読者は少なくともワインを飲んでいる人でよかったです。(H)
テレビ・テイスティング
以前テレビでテイスティングをやるというプログラムがありましたが、―そうだ昨年はジョルジュ・ドブッフがボジョレー・ヌーヴォーテイスティングを生中継でヨーロッパから全米に流したのでしたっけ?―今度はインタラクティブ(双方向)テレビでこれをやるという話。
ワインプロがオーストラリアでやるというものです。オプタスiTV網を使って「テレビ・メール・ショッピング」をやるのです。つまり画面上では食べ物やワインなどを紹介しながら、メールで注文を受けるというスタイルです。
このニュースは22日ヤフー・アジアニュースからでした。いつからとは書いてありませんでしたが・・・ワインプロにはこれは出てませんでした。(H)